野草を観察し、おいしく食べよう!『自然観察と野草料理体験』が、大津市の委託事業として、NPO法人 おおつ環境フォーラムが、毎年開催の「おおつ市民環境塾」の2018年度開催の第一講座として開催しました。この講座は、龍谷大学理工学部名誉教授 江南和幸先生の案内で開催しました。その概要を報告致します。
①講座開催の挨拶及び野草採取時の注意事項なとの説明
② 『野草採取道具』を借りて、野草が生えている場所へ向けて出発
③-1. 第一番目の野草採取は『タンポポ』→「 外来種のタンポポが多いが、カンサイタンポポの方が柔らかくおいしい」との説明がありました。
③-2. 「タンポポ」は根っこは残して、葉っぱの部分をきれいにして持ち帰ります。根っこは来年また立派な葉をを付けてくれます。
④「カラスノエンドウ」→ 葉っぱの先は「生で食べられます」との説明で、参加者たちは食べていました。
⑤「ヤブカンゾウ」→たくさん生えていました。参加者たちはたくさん採取し持ち帰りました。
⑥休耕田で野草採取をしました。たくさんの種類の野草がありました。
⑦「大根の花」→ 生で食べました。ピリッとした大根の味がして大変おいしかった。
⑧「ミツバ」→たくさんありました。採りたてのミツバをたくさん持ち帰りました。
⑨「ドクダミ」→たくさんありました。匂いは チョットと思いましたが、調理室で「ドクダミ若葉入り甘味噌」をクラッカーに乗せたのは大変おいしかった。
⑩たくさんの「セリ」をゲット→「春の七草」のひとつ 今晩のおかずに・・・ 採取時には『ドクゼリ』と間違えないように!
⑪ たくさんの野草採取を持って、前日採取の野草を調理して下さったスタッフさんたちが待つ調理室へ
⑫ 野草の料理を準備された調理室で、江南先生の野草の特徴・効用などをプロジェクターで学習しました。
★調理された野草 → 次の写真以外にたくさんの野草料理を作ってくだいました。参加者たちは おいしく戴きました。
① ノビルの味噌和え
② セリのゴマ和え
③カラスノエンドウのかき揚げ
④シャクのサラダ
⑤タケノコの酢豚
⑥三つ葉・筍の味噌汁
⑦ドクダミの甘味噌
⑧夏みかんの皮 シロップ煮
⑨ 夏みかん&ドクダミのシロップ煮を乗せた「クラッカー」→ たくさん作って下さいましたが、直ぐになくなりました。私も3枚頂きました。
★野草の採取は、こんなものも食べられるのか?・・・との驚きと、調理した野草のおいしさに、更にビックリしました。 終戦後の食糧難を過ごした私には、大変 良い学習でした。来年もぜひ参加したいと思いました。
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