「気象条件が魚に与える影響」

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平成30年10月31日(水)、おおつ環境未来人育成講座2「気象条件が魚に与える影響」を開催しました。

大津市に比べ少し気温が低く感じた彦根市、特に水産試験場は湖岸に位置するためか、強風が吹いていました。南彦根駅よりタクシー2台で7名が向かい、別便で到着した4名と合わせて11名が水産試験場で一堂に会し、エコツーリズムを開始しました。

まずは、2階会議室で主任専門委員 酒井明久先生が「気象条件が魚に与える影響」をテーマに講話してくださいました。

 

 

①水産試験場の仕事、②琵琶湖の水質(透明度・水温・溶存酸素)、③琵琶湖にすむ魚たち、④地球温暖化が魚に及ぼす影響、⑤ビワマス(生活史・産卵時期・子魚の生残率)、⑥アユ(生活史・産卵時期・子魚の生残率)、⑦イサザ(生活史・底層の酸素濃度・子魚の生残率)⑧おいしい湖魚レシピ、という項目に分けて詳しく教えていただき、さらに参加者からの質問にも丁寧にご回答頂いた結果、予定時間を大きく超過してしまいました。

次に、酒井先生のご案内で水産試験場の外にある専属船溜まりに接岸している調査船「琵琶湖丸」に乗り込み、水深計測器、プランクトンネット、魚群探知機などの機器について説明いただいた。

 

風が強くなり、びわ湖は白い波頭が連なり、まるで海のように荒れて、接岸している船とは思えないくらい揺れ出したところで調査船を下り、研究室へ移動しました。

研究室では、アユの耳石のプレパラートを電子顕微鏡で見せていただきました。耳石とは木の年輪のように同心円状に輪が一日に一つ生成されていくもので、成長が著しい時期は幅が広く、あまり成長しない時期は狭くなることを教えていただきました。さらに生きてる魚の耳石を蛍光染料で染色して放流することで、獲られた魚がいつ生まれたか、どこで放流した魚がどんな漁法で獲られたかなどが分かるなど、これからの漁業を考えるうえで非常に有意義なことであることが分かりました。

 

酒井先生、丁寧なご説明をありがとうございました。

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