「おおつ市民環境塾2017」第4講座、~エコな住まいと企業の環境活動を学ぼう!~ 『共存の森とエコハウス見学』に参加しました。この講座は、大津市の委託事業を受けた大津市地球温暖化防止活動推進センターが開催しました。
1.㈱アプライアンス社 の「共存の森」見学:JR南草津駅に集合しバスで「パソニック㈱アプライアンス社前」で下車、歩いて ㈱アプライアンス社を訪ね、取り組まれている「共存の森」を含めた環境活動を見学しました。先ずプロジェクターにより環境活動の説明を受けた。その後パナソニック製品の展示館を経て、会社敷地内にある『共存の森』を見学しました。
①㈱アプライアンス社の環境活動;バス停より徒歩で㈱アプライアンス社へ
②企業(㈱アプライアンス社)が行っている環境活動の説明
②-1.小学生たちもたくさん学習に来ています。;製品展示館も案内して頂きました。→電化製品も海外仕様と日本仕様の違いにびっくり! また、建物にも工夫されて省エネでした。
③会社敷地内にある「共存の森」見学;入口
③-1.「共存の森」には「ため池」もありました。※見学当日は雨模様の日であったため、テントを、また蚊が多いので、「蚊除け」を用意して下さいました。ありがとうございます。
③-2.「ため池」にはザリガニが沢山いて食べにくる動物もいる。狭い場所だが生物連鎖を感じることができる。
③-3.「共存の森」の説明看板
③-4.付近の「景色が見える食堂」と紹介して頂いた「美味しかった弁当」
2.エコハウスの見学:㈱アプライアンスで、昼食を食べて、歩いて「エコハウス」へ
②-1.エコハウス;大きな二階建ての木造建築でした。どこがエコハウスなのかな?
②-2.「エコハウス」所有者様の説明;設計段階から「省エネ」を考慮して建てることが必要。住んでみて、「子供たちへの教育も含めて良かったと思っている」とのコメントに・・・なるほど! なるほど!
②-3.この「まきストーブ」1台で家全体の暖房が出来る。;「まき」の入手も不自由しなし、子供たちも「火の扱い」に慣れた。「まきストーブ」は心から温まる。
②-4.トイレの水は「雨水」を利用しているので、水道料金も少なくて済む。但し手洗いは水道水を利用している。
②-5.洗濯の水も「雨水」を利用している。「雨水」だと、石鹸の泡立ちがよく、汚れもよく落ちることが解った。
②-6.台所での「茶わん洗い」は「ソーラー温水器」のお湯を使い、仕上げのみ水道水を使っている。風呂も「ソーラー温水器」のお湯を水道水で薄めて使っている。※春先から秋まで、「ソーラー温水器」の温水はびっくりするくらい高い。
②-7.リビングの上は「吹き抜け」になっているので、二階の子供部屋3部屋も充分に「まきストーブ」1台で暖房される。また、夏は、「屋根と窓の造り」により北風(琵琶湖からの風)を屋内に通し冷房機は使っていない。
②-8.「エコハウス」の構造
②-9.子どもたちの意識が変わった。同じ雨が降っても「雨水タンク」の利用で、雨に対する考え方が変わり、「ソーラー温水器」の利用で、天気と生活の係わり考えるようになった。
②-10.「雨水(左)」と「水道水(右)」の洗剤の泡立ちの違い
★今回見学した「エコハウス」に所有者様は、エコハウスを薦められたNPO法人「碧いびわ湖」、大工さんの出会いがあってのことである。・・・と説明された。