10月13日(土)、ごみ減量につながる分別の方法やリサイクルの現状、また、生ごみを有効活用する方法を学ぶ講座を開催しました。
講座1「ごみ減量につながる分別やリサイクルについて」
講師は、大津市環境部廃棄物減量推進課の梅影慎輔氏。
平成29年度から家庭から出るごみが増加しているそうですが、これはプラスチック製品や古紙をきちんと分別することで解決できそうです。プラ容器や雑紙を分別することはごみ処理費用の削減、税金の節約につながります。
最後に、ゴミ分別アプリ「分けなび」の紹介がありました。地域別のごみカレンダーや、具体的なごみの分け方、出し方などが検索できるそうなので、ぜひ、ご利用ください。
参加者のみなさんからも質問やご意見がたくさんいただき、ごみ処理に関する関心の高さを感じました。
講座2「生ごみ堆肥化、活用と効果について」
講師は、一般社団法人EM普及協会 専務理事 中野孝氏。
まずは、買い物や料理をするときの工夫で生ごみを出さない、料理を作りすぎない、残った料理も工夫して食べるなど、使い切ることが大切です。それでも、出る生ごみは堆肥化して肥料として活用しましょう。生ごみを、EM(有用微生物群)を使って発酵させると良い肥料になります。
実習「生ごみ堆肥化資材(EMぼかし)つくり」
実演は、おおつ環境フォーラム、生ごみリサイクルプロジェクトのメンバーが行いました。材料は、EM、糖蜜(または砂糖)、ぬるま湯、もみ殻、米ぬかです。
これを混ぜて発酵させます。このまま、肥料補助剤としても使えますが、生ごみと混ぜて堆肥化するのに利用します。
ちょっと手間がかかるかもしれませんが、楽しく工夫してごみ減量に挑戦しましょう。