「おおつ環境未来人」育成講座 『地球温暖化防止活動の現状』

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11月17日(土) 明日都浜大津4階視聴覚室に於いて『地球温暖化防止活動の現状』と題し「おおつ環境未来人」第4講座が大津市地球温暖化防止活動推進センターにより開催されました。その内容を写真で報告致します。

1) 講師は 山 和孝 氏 (おおつ環境フォーラム エネルギープロジェクト・リーダー)

2)講座概要 ①地球温暖化防止活動の歴史の説明、特に「パリ協定」時の各国の温室効果ガスの説明、日本が「パリ協定で約束した事」そして我が国の温室効果ガス低減について講師の体験を基に説明され、私たちが「パリ協定」に対して、何をなすべきか示唆されました。

3)地球温暖化は、防止活動をしないと「地球は+4.5℃ 上昇し、食糧難、益々気候変動(大きな台風、竜巻、水害、など)が発生する。私たちは、他人事で無く自分の事として自分がやれる地球温暖化防止活動をしなければならない。

4)現在の取り組み ★環境庁が推進している「国民運動」のクールチョィス(Cool Choice=賢い選択)の紹介と参加者へのアピールが有りました。

5)日本は2030年までに2013年から26%削減する。・・・では 私たちが所属する家庭部門はどうか。次に示すグラフの通り、電気では「エアコン、エコキュート、LED、照明、デレビ、冷蔵庫、瞬間式便座など」で新機種との買い替えが起こると予想し▲64.2%、都市ガス・LPGでは「エコジョーズ(給湯)、太陽熱温水器の普及」と予想し▲15.5%などにより、2013年排出量(4,097千トン)から1,639千トン削減できる計画である。

6)ガス・電気器具の省エネタイプへの切り替え➞「投資回収の長い機器」があり、進めていくには課題がありますが、技術進歩も併せて推進される計画です。

7)子供たちに美しい地球を引継ぐには➞一人ひとりの行動が大切です。★みんなで生活を見直してみましょう!

8)司会進行は、森口行雄氏(大津市地球温暖化防止活動推進センター事務局長)でした。

★この講座に参加し、私の小さいころの気象の事を思い浮かべました、『竜巻は砂漠で発生するもの、現在発生の100mm/時間の雨量は想像すらしなかった』・・・です。また、TVの気候変動の解説で「東太平洋の海水温が0.5℃の上昇でエルニーニョ現象が起こる」なとを聴くと、地球温暖化は私たちの生活に近づいてきていると考えさせられる講座でした。

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