令和3年1月16日(土)、おおつ市民環境塾講座8「地球温暖化と防災」を開催しました。
「考えよう防災・減災」の講師は、大津市危機・防災対策課 主事 廣井 翔一 氏。
滋賀県は人口当たりの罹災者数が全国一低く、災害が少ない県だと言われています。それでも気候変動の影響で災害が大型化し、土砂災害や風水害の影響が出ています。
講演では、防災の基本、風水害を知る、日頃からの備え に分けて詳しく説明していただきました。
地域の特性を知り(ハザードマップで確認)、もし災害が起きたらを考え、実際に対策(非常持ち出し・備蓄品の準備や、家具の転倒防止、避難経路の確認など)をすることや、具体的な準備物なども上げていただき、大変参考になりました。
また、後半では、KES主幹審査員の 河原林 晋 氏 に 防災にも役立ちCO2削減にも一番効果的な方法として、ガソリン車を全て電気自動車に替えるという提案がありました。
ガソリン車の出すCO2の削減、電気自動車のバッテリーを災害時の非常用電源として利用できるというメリットがあります。まだまだ高価な電気自動車ですが、普及すればもう少し安価になるでしょう。
バッテリーがカセット式になり、簡単に脱着できれば、走行距離の問題もクリアできますね。マンション住まいで充電に問題が?!と思っている方も利用できるかもしれません。
災害対策とCO2の削減の両立を目指しての目標が出来ました。