梅雨の晴れ間がのぞく令和8年6月18日(木)、おおつ市民環境塾講座3「大津市北部クリーンセンター施設見学」を開催しました 。

今回は、大津市伊香立にある「大津市北部クリーンセンター」と「大津市北部廃棄物最終処分場」を訪れ、私たちの暮らしに直結する「ごみ問題」について現場でじっくり学びました 。
講座では、まず運営会社である株式会社大津環境テクノロジーの方から施設の概要について説明を受けました 。

50名のスタッフで運営されており、ごみ焼却施設(焼却能力:87.5トン/24h)を2炉を動かして、1日24時間、175トンものごみを処理しています。
また、「北部クリーンセンター」と「環境美化センター」の二つの施設を公設民営(DBO)方式を用いて連携して、コストを削減した効率的な運営されているそうです。

その後は実際の見学コースへ。

中央制御室で焼却炉を監視・調整している様子をモニターで確認したほか、ペットボトルなどの資源ごみを一つひとつ手選別されている姿を拝見しました 。

焼却炉は一度火をつけると燃えるごみによって燃え続けます。
ただ、投入されるごみの質によっては水を含んでおり火が弱まったりするので、焼却炉の温度を保つために、燃えやすいごみを投入して調整するなどを行っています。

また、焼却時の熱を利用して発電しています。作られた電気の一部は、センター内で使用し、余剰分は電力会社へ売却して活用するなど、エネルギーを無駄にしない取り組みについても教えていただきました。

さらに後半にはプラスチック容器資源化施設へ。
大津市には「北部クリーンセンター」と「環境美化センター」の2つの処理施設がありますが、プラスチックごみの処理は「北部クリーンセンター」のみ。
つまり、大津市中のプラスチックごみがここに集まります。
集められたプラスチックごみを巨大なクレーンで吊り上げ、資源化するために、より細かく手選別されており、ルールを守って正しく分別して排出することが、いかに大切であるかを参加者一同、改めて痛感しました 。

最後に、「大津市北部廃棄物最終処分場」の見学希望の方と共に移動しました。

北部クリーンセンターから出る焼却灰や、「燃やせないごみ」がどのように埋め立てられているのか、その工程や浸出水集水システムについて学びました 。
現在、処分場は第2期増設が行われているものの、埋立可能容量が上限に近づいており、大阪湾フェニックス計画最終処分場(大阪湾埋め立て地)へも搬出しているという厳しい現状も知ることができました 。

「自分自身のごみの分別を改めて見直したい」「大変な作業に関わる方々に感謝し、ごみ減量に努めたい」「地域の皆さんにも声かけをして、一人でも多くの方に勉強をして欲しいと思います」といった感想が寄せられ、非常に満足度の高い有意義な講座となりました 。