平成29年12月17日(日)、地球温暖化防止事業「大津でもっと再生可能エネルギーを増やそう!」を実施しました。太陽光発電の現状や、身近にできる太陽光の活用、省エネの具体的な方法などを学びました。
「住宅用太陽光発電はエネルギー自給自足時代へ」と題する立川博一氏(シャープエネルギーソリューション株式会社)の講演では、太陽光による発電(電気をつくる)と併せて蓄電池を設置する(電気をためる)ことで、「発電と蓄電のセット」により、「電気代0円生活をめざそう!」というお話を具体的な数値を示しながら分かりやすく説明していただきました。また発電と節電を自動でコントロールする(電気を賢く使う)HEMSのことも参考になりました。トータルで家庭の電気をどう節約するかを考える時代になったという印象を受けました。
続いて、株式会社山久の森田基仁氏から「持ち運びもできる、身近で安価な太陽光パネルの活用」と題して、災害時やアウトドアの楽しみにも使えるように、折り畳み式で持ち運びができ、価格も手ごろなパネルの紹介がありました。蓄電池(200Wh)付きで利用できます。展示された現物を参加者の皆さんが興味を持って見ていました。
太陽光発電は再生可能エネルギーの柱になるものですが、併せて節電も重要です。最後に、大津市センターのエネルギープロジェクトリーダーの山 和孝さんから「照明LED化による節電効果(家庭の身近な省エネ対策)」の説明があり、電気の上手な使い方、そして地球温暖化防止を考える意義のある講座となりました。