平成30年11月24日(土)、滋賀県営春日山公園および棚田・里山・古代米・鮒プロジェクト運営の棚田周辺で、おおつ環境未来人育成講座5「里山保全と生態系について」を開催しました。
よく冷えた朝、曇り空で風もあり、体感温度では、かなり寒く感じました。まずは、公園内の植物観察です。講師は、フォーラムメンバーの山本等さん。
よく見かける植物でも名前を知らなかったり、名前だけ知っていても見ても分からない植物があったりと講師の豊富な知識に感心しながら散策しました。結構食べられる草もあります。名前の由来なども紹介していただき、なるほどと思う事も笑ってしまうこともありました。ワルナスビなんて名前、面白いです。
午前の散策後、焚火の中にサツマイモを入れて、焼き上がりを待つ間に、ムカゴや炒った椎の実、黒米入りのご飯の試食をしました。その後、焚火で焼き芋なんて子どもの時以来だなど、わいわいとお話しながら、ほくほくの焼き芋をいただきました。
午後は棚田周辺の植物観察、リンドウが咲いていました。ツルリンドウの種も初めて見ました。田んぼも場所によって生える雑草が違い、イボクサ、コナギなど初めて聞く名前の植物もありました。知らないことの多さに驚いた観察会になりました。