R4年12月10日(土)、ゼロエネルギーハウス体験・見学会を実施しました。
見学する住宅は草津市若草にありますが、大津市青山公民館に集合し、なぜ住宅の気密性が大事かなどのお話をうかがいました。
日本の従来の住宅では室温はほとんど問題とされてきませんでしたが、冬にはヒートショック、夏には熱中症の問題もあり、住宅における室温制御が重要視されるようになりました。また、家庭で必要なエネルギーを『自給自足』出来る住まい『ZECH』の実現をめざすと政府が目標を掲げていることもあり、新しいコンセプトの住宅について学びました。
お話をうかがった後、青山公民館から見学先まで歩きました。
本当に暖かいお家でした。エアコン1台が2階の中央部分にあり、ファンで屋根裏、床下を通して各部屋に暖かい空気が送られています。サッシはトリプルガラスでしっかり断熱。壁や柱の外側をすっぽり断熱しているので熱が逃げにくい構造です。電気自動車を準備すれば停電の時にはその電気を利用できます。屋根の上には6キロの太陽光発電が設置されていて、ほぼその発電で自宅の利用をまかなえるそうです。
夏は涼しく、冬は暖かく、CO2もほとんど出さない。2050年ネットゼロに向けて、このような家が増えていくのでしょう。