おおつ市民環境塾2025講座3「水再生センター見学」を実施しました!

Pocket

2025年5月27日(火)、おおつ市民環境塾2025講座3として、大津市由美浜にある水再生センターを見学しました。

水再生センターは、家庭からの排水・汚水や雨の日の道路側溝から流れてくる雨水を集め、ごみや汚れを取り除いてきれいにした水を琵琶湖に還しています。

 

まずは下水が再生される過程を映像で学びます。

その後、施設のスタッフの方々に案内され、実際に施設見学に向かいます。

 

中央監視室です。

ここで、施設内の多くの機械を効率良く運転させたり、異常の有無、下水量の記録など、集中管理しているとのことです。

 

沈殿池です。

大きなよごれを底に沈めます。

上ずみの水は微生物の力をかりて、さらにきれいにしていきます。

汚水が再生される状況が、ビーカーサンプルで一目瞭然でした!

 

一方、底にたまった汚泥は脱水機にかけられます。

脱水した汚泥は、別に処分されます。

 

琵琶湖から汲みあげられた水は、約1日かけて浄化されきれいな水として再生、そして再び琵琶湖へと還ります。

水資源の再生だけでなく、沈殿物をエネルギー源としての再資源化していること、下水熱を利用した熱エネルギーの有効活用など、循環型社会の重要性が求められる今、その貴重な事例を知ることが出来ました。

昔は下水処理場と言われていましたが、今は水再生センターと名称変更されていることに納得です。

下水道に関して、市民レベルでも出来る事(野菜くずを流さない、むだな水を使わない、水洗トイレでは硬い紙や布を使わないなど)の対応も重要であると再認識し、水について、あらためて大切さを感じました。

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です