おおつ市民環境塾2025講座4「瀬田川洗堰操作施設・アクア琵琶見学会」

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令和7年6月13日(金曜日)、おおつ市民環境塾講座4「瀬田川洗堰操作施設・アクア琵琶見学会」を開催いたしました。

ご挨拶とスケジュール説明の後、国土交通省 近畿地方整備局 琵琶湖河川事務所に向かいます。

操作室の中で、洗堰の歴史や役割、現状について説明を受けました。

琵琶湖からの流出口は瀬田川の1か所しかないため、古くは奈良時代から治水について取り組みがなされてきました。

明治時代に洗堰が完成し、多くの問題解決に目途が立ちました。

洪水・渇水対策、生活用水・産業用水確保、生態系保全を含む環境保全を考えた、琵琶湖のきめ細かな水位管理が瀬田川洗堰で日々実施されています。

 

操作室から眺める洗堰です。

この日は堰は全開放されていました。

その後、アクア琵琶に移動し、琵琶湖の治水や利水、琵琶湖総合開発事業などについて、動画や展示で多くのことを学びました。

水との闘いの歴史を知り、あらためて、洗堰の重要性を認識するとともに、

世界的に水不足が懸念される状況下にあって、

1470万人の生活用水を供給する琵琶湖という豊富な水資源を有することに感謝すると同時に

その維持、保全に努める必要性を再認識する機会にもなりました。

この見学会では、個人では入ることが出来ない操作室についても見学が出来ましたので、参加者の方々から、参加して大変良かったと感想をいただきました。

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