平成30年11月10日(土)、「これからの、エコな車の選び方」講座を実施しました。講師は、滋賀県自動車販売協会様よりご推薦いただきました。
今回は、代表的な車種として、ハイブリッド車、電気自動車、軽自動車を選び、それぞれの特徴、環境への配慮、コストメリット等、車選びの参考になるお話をうかがいしました。
ハイブリッド車: 講師 岡部喜代一氏(滋賀ホンダ)
- 燃費がよい。
- ガソリン車と比較してCO2排出量が少ない。
- 車のエンジン始動時に、かなり静か。
- 自動車取得税、自動車グリーン購入税制、重量税の減税がある。
- エンジンが長持ち、下取り価格も高い。
車両代が高いが、燃費、減税、再販価格等で取り返すことができるとのことでした。特に通勤距離の長い方にお勧めだそうです。
電気自動車: 講師 嵯峨根淳一氏(日産プリンス滋賀)
- CO2排出は、発電時のものだけで、環境にやさしい。
- 補助金、自動車諸税の軽減がある。
- モーターなので静か(静かすぎて歩行者に気付いてもらえないこともある)
- 非常時に蓄電池として使用できる。既存の太陽光発電との連携も可。
- 充電インフラも充実してきた。
今まで一充電当たりの走行距離が短く課題になっていましたが、現在400㎞走れる車種が出たそうです。2022年までには軽の電気自動車もデビューするとか、楽しみです。
軽自動車: 講師 平田誠氏(滋賀ダイハツ)
- 新車購入価格が安い、税金が安い。
- 有料道路も普通車の80%の料金。
- 車検代、任意保険も安く済む
- 小さく軽い車体で、排気量もコンパクト。
- 道路の損傷度も普通車の約1/10
軽自動車のユーザーは、女性や高齢者が多いそうです。運転がしやすく、狭い道にも入っていけて、駐車がしやすいのが魅力。緊急ブレーキシステムや誤発進防止装置も充実して安全にもなってきています。
車の性能が非常に良くなってきていることが確認でき、それぞれの車の特徴を把握し、各自のライフスタイルに合わせて車選びをすることの大切さが分かりました。
また、質疑応答で、カタログ燃費と実際の燃費が違いすぎないかとの質問がありましたが、実質はカタログ燃費の80%程度だとの回答がありました。同じ車種でも乗り方によって個人差が大きいとのことでした。やはり、エコドライブは、車選びと乗り方の両輪が必要だと感じました。