おおつ環境未来人第9講座「SDGsから考える経済と環境のこれから」に参加しました。

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おおつ環境未来人講座第9講「SDGs『持続可能な開発目標』から考える経済と環境のこれから」に参加しました。➞SDGsは解りやすく言えば、現在の地球は「人類が住めない環境になりつつある、また人の生活に格差があり過ぎる」現時点で何らかの『地球保全及び格差補正』が必要な状況であるため『すべての生物が快適に住み続けることの出来る地球保全のための施策』が必要になっている。『自然環境と生活環境の保全』推進のために『経済と環境』について、現状を詳しく説明し、今後の指針を示唆する講演でした。その内容を報告します。

1. 『パリ協定』➞①気温上昇を産業革命前に比べて2℃未満に抑える(1.5℃に抑える努力をする事) ⓶CO2など温室効果ガスの排出を今世紀後半にゼロにする。③5か年ごとに各国が取組状況を報告する。④化石燃料に頼らない脱炭素社会を実現する。

SDGs (背景 : グローバル化による格差と不平等拡大)➞①環境・経済を含む17目標の設定 ⓶2030年達成「誰も置き去りにしない」 ③環境・社会・経済の包括的な課題解決を図る。 参考までに、講演風景と講演者(大津市地球温暖化防止活動推進センター 事務局長 森口行雄氏)の写真を掲載します。

2. 世界の現状 ①世界の子供の危機 : 中東イエメンの内戦による栄養失調で10分間に1人のペースで子どもたちが死亡、PM2.5による空気汚染で60万人の子どもが急性気管支炎などで死亡、②一方 食品ロスは日本で1年間に646万トン(国民1人当たり毎日茶碗1杯分)などの説明がありました。➞ SDGsは『持続可能で強靭、そして誰一人取り残さない、経済、社会、環境の統合的向上が実現された未来への先駆者を目指す』をビジョンとして進めている。

3.森口行雄氏は、現状を「車とエネルギー」で説明➞この2つは、SDGsが目指す「環境・社会・経済」を良くするための、これからの重要なテーマです。➞アメリカのデトロイトでのこれからの自動車産業のカムバック、トヨタ自動車の経営理念などが『人間の生活を豊かにするこれからの世界を救う』と講演されました。

3-1. デトロイト(自動車産業カムバック) : 1900年初めにフォードが自動車の生産を開始してGMクライスラーと共にビック3からなる工業都市に発展。その後、ヘンリーフォードの『生産方式』と『経営理念』が生まれ、産業革命の起こったイギリスではなくアメリカで大量生産・消費の文明が栄えた。しかし、1970年代、輸入車との競争に負け深刻な打撃を受ける(大量解雇・倒産・人口流出。治安悪化) 2009年GM、クライスラーの破綻。2013年財政破綻都市に(子どもの6割が貧困、住宅の1/3が廃墟か空き家、市民の失業率18%) ➞ デトロイトは2018年には自動車配車システム「Uber」や路面電車の稼働など活気を取り戻し、全米から労働者が集まり失業率も7%まで回復した。

『フォーディズム(経営理念)』①企業活動は社会への奉仕、②消費者には良い製品を安価で提供、③労働者には高賃金、④利潤は内部保留して外部資本の支配を排除

3-2. トヨタ自動車は「100年に1度の大変革」を目指す。それは「自動運転の目的は交通事故ゼロを目指す」など『人の移動をより安全に自由に出来るような手段の実現を目指す』これは人の生活をより豊かにすることを目指すことである。

3-3. おおくの国の間の交易により「グローバル化」がなされ、人が自国産以外の物質により豊かな生活を営むことが出来るようになった。

3-4. テクノロジーが格差をつくるという矛盾➞テクノロジーの進歩(技術革新)は、生産性を高め、経済を発展させ、暮らしを豊かにしたが、恩恵を受けられる人、受けられない人との間で格差が生まれた。

4. 生物多様性を経済に生かす。➞①葉緑素を持たない寄生植物(ヤセウツボ)から取り出した化合物を添加するとアミロイドβの凝縮を抑えて『アルツハイマー病』の予防に有用、②潰瘍性大腸炎(難病)治療に豚鞭虫が有用。

5. 脱炭素社会への活路➞①再生エネルギー(太陽光・水力・風力・地熱・バイオマスなど)の普及拡大、 ②4Rの推進による循環型社会の構築。★蓄電池の進化、CO2の分離回収、 ③水素の活用 などで脱炭素を推進する。

6. 『SDGsの目標達成』➞ヘンリーフォードの『フォーリズム』➞日本でも、①松下幸之助の創業理念 ; 『松下電器は人様の預かり物、忠実に経営し、その責任を果たさなければならない』、②住友の事業精神『浮利を追わず』、③近江商人『三方よし』などを価値基準としてSDGsの目標達成を掲げることが必要と考えている。

★『SDGsの目標達成』のための『技術・理念』は、既に存在している。『人類がベクトルを同じ方向に向けて、進めることが出来るかどうか』であることを講座で学んだ。

 

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