令和4年2月5日(土)、おおつ市民環境塾2021講座4「湖国・近江の森と里と湖」を実施しました。この講座は昨年9月に実施予定でしたが、新型コロナ感染症拡大防止のため延期されていたものです。
講師は、滋賀県立琵琶湖博物館 専門学芸員 中井克樹氏です。
琵琶湖は集水域がほぼ滋賀県内であり、琵琶湖を囲む山、里の変化が琵琶湖に大きく影響します。自然環境の基盤をなす「生物多様性」が、在来種や外来種の「減りすぎ」、「増えすぎ」により脅かされています。その原因となる社会活動を営んでいる人間は何をすべきなのでしょうか。減りすぎた種の保護、回復、増えすぎた種の適正な管理等、課題は多いと思います。一人ひとりが自分の関心のある分野で健全な生態系を守る行動をとることが大切ですね。